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フラワーアレンジメント講習会を通した人生勉強
FDA認定校 フラワーサロン「Yusa」 主宰
遊佐 美栄子さん(宮崎県宮崎市)
私は母が車椅子での生活の為、親の看護をして8年程になります。自分の家族のことで精一杯で、ボランティアなんてできないと考えておりましたが、この4月に今度は母が左手首を骨折し、毎日ヘルパーさんに来てもらう羽目になり、身体を一人では動かせず、毎日着替えやお風呂、食事の支度等できなくなり、困っていた時にパーキンソンの患者さんへの講習会のお話をいただき、身体の不自由な方々の切ない気持ちや精神的なつらさなどがわかり、大変な時でも一日位なら他の方々のお役に立てるかもと依頼を引き受けることにしました。
そのお話を母にしました所、花を見ると気持ちが安らぐから、手が治ったら車椅子で一緒に行きたいなどと言っておりましたのでお引き受けすることにいたしました。
さて、講習依頼元の日本イーライリリー(株)の担当された若い女性は大変感じの良い心配りのあるお嬢さんで、準備段階からやりやすい方でした。参加者は20名位というお話で、私も初めてのことでしたので、友人の元看護婦さんの方にお話したところ、ボランティアならと気軽にアシスタントを引き受けてくださいました。二人ということもあり、心強くなり往復100キ
ロの道のりも元気に車を飛ばしていくことが出来ました。
医療法人社団豊心会中野内科クリニックは千葉市緑区にある病院で、講習会を行うに当たり、作品はラウンドでキュートな感じで、カラーは元気になる色のオレンジ系とイエロー系のお花を使おうと考えました。
最初は無口だった患者さん達が制作を始めると口数が多くなり、途中で「先生見てください。」という声が多くなり、お顔の色も少しピンクがかってくる方が多く、男性の患者さんの口から「生まれて初めて花を挿したが、自分がこんなにきれいにやれるとは思わなかった。」と嬉しいお言葉をいただきました。少し泣けてきました。また、朝、調子の悪かった方が、「今日は気分が良くなって家に帰れるよ。」と言ってくださったのも、すごく嬉しかったです。
母のことを思うと、私も心癒される花の仕事をしていて幸せに思いますし、歳をとっても一生細く長く花のある人生を送りたいと改めて思いました。今回、日本イーライリリーの若いお嬢様方のパワーもいただき、良い仕事が出来たことを嬉しく思います。
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