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優しい気持ちになれるとき

FDA認定校 坂爪勝子フラワーデザイン教室 主宰 坂爪 勝子さん(埼玉県川口市)

昨年11月22日、日本イーライリリーさんのご依頼により川口市立医療センターでフラワーデザインの講習会を行ないました。医療センターでは2度目となります。

春の講習の時は患者さん・先生・スタッフを含めても12・3人だったと思いますが、その時は先生も初めて花に触れ、作品を制作されました。こんなふうに花で癒されるのなら、女性限定ではなく次回はぜひ男性患者にも声をかけましょうと言っていただき、今回は30名(家族も含む)の参加がありました。

作品制作の前に家族会・関係者のパーキンソン病勉強会があり、その後にかなり時間を押して講習をスタートしました。参加者の方々も勉強会でお疲れのようでしたので、“リラックス・楽しく”を心掛けました。アシスタント(生徒)も笑顔でスタンバイ。作品は「プードルとお花のバスケット」です。

花はスプレイカーネーション・デンファレ・ブプレウルム・ヒバと星型のキャンドルピックを使用しました。あらかじめ用意した見本で説明した後、私も一緒に挿しながら進みます。まず、スポンジをセットしたバスケットにカーネーションで顔の部分を作り始めます。何となく不安なご様子。目・口用のボタンを挿したとき、患者さんの顔が笑顔になり、声も聞こえてホットしました。次に体の部分としっぽを挿して、リボンも付けて、ここまで出来上がると患者さん達も周りの人と会話をしたり、比べたり、アシスタントに評価を求めたりと和やかに進んでいきます。でも、スタートが遅れたのでスピードを上げて、内心は焦っていました。

プードルの周りにデンファレを挿します。短く切って挿す人や大胆に長いまま挿す人など、随分感じが変わります。次にヒバでスポンジを隠すように高低をつけて挿していきました。ブプレウルムはリズミカルに全体に挿しました。ほぼ完成です。このあたりで、バスの時間があるので大急ぎで帰られる患者さんもいました。もう少し時間があればもっと楽しんでもらえたのにと思いながら、3人の患者さんを見送りました。

最後に一人一人、キャンドルピック(5種類の色)をくじのように引いてもらい、手渡しました。仕上がったアレンジにキャンドルを添えて出来上がりです。少し早目のクリスマスのバスケットの様でした。
今回参加いただいた男性の方々はとても素敵なアレンジを作られました。思わず「見本より良くできていますね。」と声をかけました。今回、たくさんの方々に参加いただき、本当に嬉しく思いました。ボランティアで講師を勤めさせていただくのも今回で5回目でしたが、たくさんの人達と出会え、たくさんの笑顔に出会えること、何より優しい自分に会えることが嬉しいです。

優しい気持ちになれるとき アシスタントをしてくれた生徒も時間をやりくりしての協力です。良い経験をさせてもらって楽しかったとも言ってくれました。こんな機会を作ってくださったイーライリリーのスタッフの方々に感謝しています。
今回の反省点は十分な時間が取れなかったことです。次回はもう少し流れを把握して準備をしていきたいと思います。また、私自身、今後もいろいろなボランティアに取り組んでいきたいと考えております。
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