お花の仕事を大きく大別すると『指導者』と『実務者』という表現で分けることができます。『指導者』は教室運営・教室講師としての活動を中心として、ブライダルやディスプレイの仕事も行なっています。そして、『実務者』とはお花屋さんで働かれる方々を示しています。実際、教室で習い身につけた技術がお花屋さんの即戦力として通じるかというと、そうではない部分が多々あります。FDAでは今まで『指導者』を全国に作っていくという活動を中心に行って参りました。これは“各家庭に花のある社会づくり”を実現させるために必要な活動であったからです。現在FDAには、400を越える認定校と700名を超える認定教室講師登録者がおり、皆様方による全国花普及活動がかなり広がってきていると実感しています。そこでFDAではお花屋さんが望む技術者もしっかり育てていこうという考えから、新たにFDAフローリスト検定を2011年より開始して参ります。このフローリスト検定はフラワーショップ従事者としてこういうことができるという具体的な試験を行うことで、3級資格者はこのような仕事ができます、2級資格者はこのようなことができますという明確な基準をクリアすることで、フラワーショップ経営者の皆様方が採用の判断をしやすいように、また採用していただくために行なっていく検定試験と位置づけています。
■ フラワーデコレーター(FDA)ライセンス
組織の見直しについてご説明の通り、FDAの中に『FDAフラワーライセンス認定機構』を発足し、花仕事に関する資格試験及び検定試験の実施と資格取得者の認定と登録を行ないます。また、それぞれのライセンスの意味合いや活用の方向性なども皆様方にわかりやすく明確に示す事で、今後の資格取得を考える際の目安としても考えられるようをわかりやすく見えるようにしました。
■ フラワーカラーコーディネーター(FCC)ライセンス
FCC2級・1級は色彩の基本理論に裏付けられた花の色あわせができる、花の色彩のスペシャリストです。
例えばFDAライセンス取得者であれば、贈る相手のイメージを聞いて、その方にぴったりの花束を作ることができたり、花嫁のパーソナルカラーの分析から、ドレスの色やドレスに合わせたブーケの制作、会場のテーブルコーディネートなど、ブライダル全般の提案をすることもできます。フラワーデコレーターとしての技術にFCC理論を身につけることで、フラワーデコレーターとしての活躍範囲が更に広がります。現在、FCC3級も製作しているところです。出来上がりましたら、また改めてお知らせいたします。
■ FDAプリザーブドフラワー(FPF)ライセンス
FPF2級・1級はプリザーブドフラワーに関する技術と知識を修得することに加え、FDA独自のフラワーカラー理論をふまえ、作品を制作する目的やTPOに合わせた配色テクニックやイメージワードなどを身につけ、実用性のある活用的な作品を制作することができるようになります。資格取得後は指導者として教室主宰・ブライダル関係・ディスプレイなどの仕事として活用していくことが可能です。現在、FPFの3級についても準備を進めています。
■ FDAフローリスト検定
FDAフローリスト検定はフラワーショップに勤める際に、どの程度実務として認められる技術力を身につけているかを審査し、その技術を認定するものです。一定の時間内に、作品の大きさや指定に基づいたアレンジメントや花束がどの程度作れるかなどを審査するものです。この検定は2011年より開始する予定です。