9/5,6日と県内外からボランティアできてくださったフローラ・アミ受講生のみなさんと浜名湖花博のワークショップにてフラワーアレンジメントの体験教室をおこないました。
テーマは、「モネの庭を眺めながら、あなたなら何をしてみたいですか」として、「ケーキを食べたいな〜。」という方には“ケーキ ( いちご・チョコ・みかん ) のアレンジメント”、「お花を摘みたいな〜。」という方には“花かご”、「散歩してみたいな〜。」という方には“くつのアレンジメント”を選んで頂けるように3種類用意しました。どのアレンジにも紙粘土で作ったオリジナルのたねピックをつけました。
展示部門には、カルチャースクールの生徒さんに今まで制作した作品の中で、もう一度作ってみたい作品を制作してもらい展示しました。また過去の作品の写真も掲示しました。入り口には、つる梅もどきのアーチを置き、トンボを飛ばせ、鳥が枝にとまり、かぼちゃのピックをつけ、秋を表現してみました。大変たくさんのお客様が見に来てくださいました。また、体験教室も予想以上にたくさんの方が参加され、大成功に終わりました。
私は、認定教室の看板をいただいて、初めて始めた仕事がカルチャースクールの講師でした。
1年が経ち、チャンスがあれば挑戦したいと言う思いから、今回の花博体験教室をやってみようとおもいました。お客様に楽しんでもらいたいし、喜んでもらいたいという思いと同時に県内外から来て下さるボランティアのみなさんにも満足していただきたい、そうするにはどうしたらいいか、ずっと考えていました。まだまだ 未熟な私ですので、何回もつまずき、立ち直りの繰り返しでした。できることからやろう、そう思って始めたのが、のたねのピックづくりでした。紙粘土に色をつけ、ひとつひとつ思いを込めて作りました。100個以上できました。どれも表情が違って、だんだん愛着が湧き、別れが惜しくなり、本当に、娘をお嫁にだす親の心境になりました。こんどは、体験してくださったお客様に感謝しなくてはと思い、やり始めたのは、メッセージカードづくりでした。1枚1枚手書きにこだわりました。体験の花選び、ラッピングの仕方、テーブルの配置、看板作り・・・すべてが初めてでした。体験の“くつ(アレンジメント)”に関しては、布に接着 心を張り、ミシンでステッチをかけ、鳩目を付け、リボンを通し、下準備に時間がかかりました。また、スタッフのTシャツをおそろいにしようと、Tシャツ作りにもチャレンジしました。
4日の夜、初めてボランティアの方にお会いしました。みなさんテキパキ準備 をしてくださりスムーズに本番を迎えられました。夜、台風の接近で天気が心配でしたので てるてる坊主を作り空に何回もお願いしたり、お客様が来て下さるか不安で、眠れませんでした。当日、みんなおそろいのユニホームに着替えた時、すごく気合いが入りました。天気も2日間とも恵まれ、県内外から120名もの方が体験して下さいました。子供さんからお年寄りの方まで、みなさん楽しんでやってくださり、完成した作品を見て喜んでくださっている姿をみて、うれしかったです。感動でした。
準備を楽しくやらなくちゃ、と思いながらも大変でめげそうになったこともありましたが、そんな思いなど吹っ飛びました。頑張ってきて良かったです。ボランティアの方々にも本当に感謝しています。静岡新聞にも掲載して頂きまして、大大大成功でした。 |